現役銀行員、融資担当が話す、、、ここだけの話。

某大手銀行の融資担当が、日々の出来事や裏話なども交えて、貸す側の視点から色々とアドバイスできればと思います。
年明けなので久々に銀行内部情報を。
銀行の不動産査定について。
各銀行によって査定の方法は異なるのは各種出版物並びに各セミナーなどで知られている通りです。

そもそも銀行の査定は何のため?
それは「処分時の回収価格」を目的にしているわけです。
今のような市況になれば当然ストレスを見ないといけない訳であり、それがよく言う80%だの70%、50%といったものです。
つまり「確実に回収できる価格=間違いなくとりっぱぐれのない」額を出すことにあります。
それが50%?70%?は将来的な値下がりを考慮するため幅には各行所定の水準があります。
その数値に疑義を抱いても仕方ありません。
誰もが読めないものですから。

そこで例えばある個人が1億で購入した物件があって、
A銀行:1億2000万、
B銀行:1億、
C銀行:8000万
で査定が出たとします。

これってA、B銀行はおかしいですよね。
つまり「購入価格=同額またはそれ以上」で出るということは確かに割安で購入しているのかも知れませんが、1億で買った物件が売る段階で1億ましてや1億2000万ということは通常はありえない
はず・・・。
本来は前述したとおり、「査定とは処分価格」であること。
エンドの方が極端に割安で買えたとしても、現金化を急ぐ場合や万一資金繰りに窮した際に業者等へ売却する場合1億2000万なんてことは普通に考えればありえないはず。
いいとこB銀行程度でしょう。

つまり銀行の査定とは所詮その程度ということです。
確かに借入れしやすいかも知れませんが、それは物件をきちんと図っていない可能性が高いです。
ましてA銀行見たいなところは、物件に関する知識が極端に薄い可能性が更に高いです。
特に中古物件は見るところが多いはず。
自宅ではないのだから、提出物件資料が少なくて済む場合は注意しましょう・・・。
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